養護・軽費・ケアハウスに従事する職員の給与の改善の実現に向けた「措置費及び事務費の引き上げ」に関する要望書を市役所へ提出いたしました

養護・軽費・ケアハウスの職員の給与改善のための地方交付税の措置が示される

介護報酬の対象となる介護職員の給与の引き上げについては、令和3年度補正予算によって予算措置がなされ、介護職員処遇改善支援補助金によって措置されることが決まりましたが、養護・軽費・ケアハウスの職員についてはその対象外となっておりました。全国老施協でこのことを大きな問題と捉え、介護報酬の対象となる介護職員と同様となる措置をとっていただくよう一丸となって関係者に対して各種の要請活動を行った結果、

政府におきまして

① 養護・軽費等の職員についても必要な処遇改善を図ることが重要であるとの政策判断を頂きまして

厚生労働省から関係自治体に対して令和3年12月24日付で

② 老人保護措置費に係る支弁額等(養護・軽費等の職員の処遇改善を図るための措置費・事務費等の基準)について適切に改訂いただくよう依頼がなされるとともに、

③ この改定を行った場合に生じる経費については、令和4年度から地方交付税措置を講じることとされた旨が明らかにされました。

なお、地方交付税上の措置を踏まえて措置費・事務費等を増額するかは最終的に各自治体の判断によることとなります。以上を踏まえて、鹿児島市へ本協議会関係者、諸先生方とともに、令和4年1月25日(火)に要望書を提出いたしました。

詳細はグループチャットに載っておりますが、柏市では養護の職員について9,000円プラスに、最低賃金改善分8,050円を加えた処遇改善を行うと市長名で回答が出てきたとのことです。

 

◇ 本協議会会長より長寿あんしん課 課長様へ要望書提出

◇ 本協議会の養護・軽費・ケアハウス部会 部会長 ケアハウス夾竹灯 施設長 川崎先生より長寿あんしん課の皆さまへ各施設の絶対的必要性を訴えられました。また運営委員長の上村先生からも、全国の給与水準と各職員の給与の格差の現状について訴えられました。

◇ 県老施協会長の柿添先生も応援に来てくださいました!

◇ 要望書提出後の本協議会関係者、諸先生方です。

◇ その後、市議会議長室に伺い、議長様宛の要望書も提出させていただきました。