令和3年度第2回常任委員会・施設長会開催について

令和3年度 第2回常任委員会・第2回施設長会開催!

≪令和3年9月28日(火)13:00より常任委員会及び14:00より施設長会がオンラインにて開催されました。≫

①令和4年1月12日~14日全国老施協鹿児島会議のご案内について

鹿児島で開催されるのは久しぶりということで、皆さまで会議を盛り上げましょうとのことでした。

はっぴー園の松村先生もキングレコードの歌手として「介護士さん音頭」をご披露される予定です。

 

②新型コロナウイルス感染拡大に係る状況について

貴重な体験談を報告していただいた各施設長様へ感謝され、今後も新型コロナウイルス感染予防に努めていきましょうと確認されました。

③会長より令和3年度上期のご報告について

出席した会議の内容報告としまして

⑴ 県老施協理事会の議事録の説明

⑵「鹿児島市地域福祉計画推進委員会」の中で実例として、

在宅ケアマネが不登校児の問題まで解決しなければならなかった事例を報告し、社会福祉法人が学校や障がい者福祉施設など地域での連携の仕方や地域共生へ向けて福祉全体を考えていくべきとともに、在宅での問題発生時のケアマネの相談先として窓口の設置を市に提案されたとの旨を皆様へ報告されました。

⑶「鹿児島市高齢者保健福祉計画及び介護保険事業計画策定・管理委員会」の会議資料の中で資料1(第8期高齢者保健福祉計画・介護保険計画の実施について)より、深刻な介護人材不足問題今年度と来年度以降市が計画している増床計画について闊達な意見交換がされました。

・2019年度増床されたある施設長様より、元々の退所された空床を埋めるにも苦労されている中、増床分の新規入居者の確保に大変苦労され、その原因究明の為にされた独自調査により、半径3キロ以内に有料老人ホーム40軒、特養8軒があることを把握し、今後さらに待機者及び人材不足の困難が予想される状況にきていると警鐘を鳴らされた。

ほかにも、

・A施設長様より、入居の基準を満たす方は介護度重度や病状悪化の方となっており、看護師をいくら配置しても入院となってしまい、実質の空床となる特養のひっ迫した状況であること。

・B施設長様より、4~5年前は人材募集3名に対して4~5人応募がありました。今は、一人も応募がなく、人材不足に陥り、現場がひっ迫し、ケアハウスは入所率を90%にとどまっています。

・C施設長様より、人材派遣会社への負担額が大きいうえに派遣社員がすぐ離職され、また、人材紹介会社へ連絡する実態があることに加えて、特養の利用料金が高騰し、結果、料金設定の低い有料老人ホームへ待機者が流れてしまっている。

・D施設長様より、市へ要望するより、それぞれの社福で計画を立てて、自助努力をすべきだ。

・E施設長様より、空床はないが、人材不足問題、そして新しい建物には敵わない。入院による空床はある。

・F施設長様より、待機者数不足と人材不足問題、他施設と同様に悩んでいる。

・G施設長様より、地域としては半数以上が65歳以上で待機者不足はないにもかかわらず、(鹿児島市内からフェリーで働きに来てくれる方がいるが)職員補充が困難なため、今ある50床を40床へさらにショートステイ12床を6床へ減らすということを施設の会議で検討する予定である。

・H施設長様より、他施設と全く同じく、基準を満たした待機者がいないこと、人材不足問題のひっ迫した状況である。

たくさんの貴重なご意見をいただき、感謝しますとともに、議長より本協議会で実態アンケート調査を近日中にしたいと提案された。

④運営員会開催のご報告について

上村運営委員長より、第1回運営委員会が開催され、運営委員会の新体制の紹介や委員会の目的、役割と責任についてや、報告、連絡、相談について等確認したと報告されました。また、5月時点で会場予約済みの10月開催予定のソフトボール大会について相談され、全員一致で今年度は中止にすることが決議され、承認された。

⑤その他・研修会講師謝金について

議長と上村施設長より説明され、上村委員長より他地区会長と連携を図るべきではないかとご提案され、次回の第3回施設長会までに議論をさらに深めることが確認された。